心の糸、凧の糸、見返り、期待

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心の糸は凧の糸





相手に甲斐甲斐しく尽くし

こまめに世話を焼く側の心理としては

多少なりとも相手からの反応を求め

何らかの『見返り』を

期待しているものです。





ですから自分の気持ちや行為が

なかなか相手に認めてもらえなかったり

どんなに尽くしても気持ちが通じず

報われない状態が続くと

相手に伸びていた心の糸がぷつんと切れて

凧糸の切れた凧のように

みるみる遠くへ離れ

別の人のところに飛んで行ってしまいます。





(○○も○○もしてるのに反応ゼロかよ)


(相手にとって自分の存在は何なのだろう?)


(私が一緒にいる意味は無いみたい)


(もう自分だけ気を遣うのはうんざりだ・・)





まさに、人の心は凧のようなもので

肝心の凧糸が切れてしまってからでは

修復はかなり難しいのです。







切れた凧の糸を探して繋ぎ合わせようとしても

凧自体がどこに飛んでいったかわからない・・



やっと凧を見つけたと思ったら

もう別の人と心の糸を繋ぎ合わせていた・・



なんていうことも多々あります。






心の糸が切れそうなのか、いつ切れたのか、

何があっても全然切れないのかを見極めるのは

他人でもカウンセラーでもなく貴女自身です。





貴女と大切な人をつなぐ『心の糸』が

どんな時もほどよいしなやかさと張りをキープし

切っても切れない丈夫な糸でありますよう

陰ながら願っています。







小田原市 和みの滴


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